「新生児から使えるチャイルドシート」と検索すると、非常に多くの製品が表示されます。
メーカーやタイプ、機能、価格帯まで含めると選択肢は何十種類にもなり、初めてチャイルドシートを選ばれる方の中には、
「何を基準に選べばいいの?」
「自分たちにはどのタイプが合っているの?」
と悩まれる方も少なくありません。
そこで今回は、ご出産を控えたお客様に当店が実際にご案内している「新生児から使えるチャイルドシート選び」のポイントをご紹介します。
まずは「使用期間」でタイプを決める
メーカーや機能から探し始める前に、まず把握していただきたいのがチャイルドシートのタイプ(使用期間)です。
先に、
▪どのタイプを選ぶのか
▪どのくらいの期間使用したいのか
を決めることで候補が大きく絞られ、商品選びがしやすくなります。
まずは、チャイルドシート卒業までの乗り換えパターン表をご覧ください。

現在考えられる主な乗り換えパターンは4種類あります。
その中で、新生児から使用できるチャイルドシートは次の3タイプです。

▪乳児用
▪乳幼児兼用
▪乳幼児学童兼用
それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
乳児用チャイルドシート

メリット
▪新生児期のフィット感や姿勢保持に優れている
▪シートベルト取付タイプは比較的コンパクト
▪眠ったお子様を起こさずに持ち運べる
▪シートベルトのみで取付可能な製品もある
▪ミニバン3列目などにも設置しやすい
▪バウンサーなどチャイルドシート以外の用途にも活用できる
▪トラベルシステムとして利用できる
▪上のお子様のお下がりとして下のお子様へ引き継ぎやすい
デメリット
▪本体重量が重くなりがち
▪使用期間が短い
▪お子様との相性によっては想定より早く卒業する場合がある
▪買い替え前提のためコストが高くなりやすい
▪トラベルシステム対応ベビーカーに選択肢が限定される場合がある
まとめ
乳児用はメリットとデメリットがはっきりしたタイプです。
特に、
▪ミニバンの3列目へシートベルトで設置できる
▪比較的省スペースで使用できる
▪新生児期の姿勢保持に優れている
▪トラベルシステムとして使える
といった点は他のタイプにはない大きな魅力です。
退院時や首すわり前のお子様を乗せる際の安心感は非常に高く、生後3〜4か月頃までのお出かけが多いご家庭には特におすすめです。
一方で、「起こさずに運べる」というメリットと「重い」というデメリットは表裏一体です。ご家庭の生活環境によって向き・不向きが分かれるタイプといえるでしょう。
乳幼児兼用チャイルドシート

メリット
▪約4年間使用できる
▪乳児から幼児まで無理のないサイズ設計
▪長期間の後ろ向き乗車が可能
デメリット
▪車内スペースを比較的大きく必要とする
▪ISOFIX専用モデルがほとんど
まとめ
乳児専用タイプには及ばないものの、新生児期の姿勢も十分良好です。
また、日本市場では最も商品数が多いカテゴリーであり、
▪回転機能
▪スライド機能
▪コンパクト設計
▪長期間後ろ向き対応
など、求める機能に合わせて選びやすいことも特徴です。
製品によっては後ろ向き使用時のお子様の足元スペースを広く確保できるため、安全性を重視して長期間後ろ向きで使用したい方にも人気があります。
乳幼児学童兼用チャイルドシート

メリット
▪使用期間が長い(最長約12年)
▪チャイルドシート卒業まで買い替え不要
▪長期間の後ろ向き乗車が可能
デメリット
▪新生児から学童期まで対応するためサイズ設計が難しい
▪ジュニアシートとしては比較的大きめ
▪ISOFIX専用モデルのみ
まとめ
買い替えが不要なため、チャイルドシート卒業までの総コストを抑えやすいカテゴリーです。
その反面、
▪新生児期は角度がやや起き気味
▪ジュニアシートとしてはサイズが大きめ
といった特徴があります。
これは長期間使用できることとのトレードオフといえるでしょう。
車の使用頻度がそれほど高くない方や、できるだけ買い替えを避けたい方には魅力的な選択肢です。
新生児期の姿勢について
新生児を乗せた際の姿勢の安心感は、一般的に次の順番になります。
乳児用 > 乳幼児兼用 > 乳幼児学童兼用
姿勢の安心感という点では、乳児専用タイプが最も優れています。
ただし、乳幼児兼用や乳幼児学童兼用が危険な角度というわけではありません。
あくまでも、乳児専用タイプの方がより理想的な姿勢を確保しやすいという意味です。
車との相性も重要なポイント
各チャイルドシートメーカーが公開している適合情報は、
「安全上問題なく取付できるか」
を示したものです。
しかし、
「実際に使いやすいか」
までは判断できません。
例えば、
▪車内スペース
▪ドアの開き方
▪車両シートの高さ
▪お子様を乗せ降ろしする方の身長
などによって、最適な製品は変わります。
そのため、適合確認だけでなく、実際の使用環境を考慮した選択が大切です。
まとめ
チャイルドシートにはさまざまなタイプがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
▪使用頻度
▪長距離移動の有無
▪ご家族構成
▪ご予算
などを総合的に考慮し、ご家庭に合ったタイプを選ぶことが大切です。
補足:多胎児(双子・三つ子)の場合

双子や三つ子の場合は、新生児用チャイルドシートを複数台同時に設置する必要があり、単胎のお子様よりも検討事項が増えます。
車との相性を考えることはもちろんですが、
▪同乗する家族の人数
▪上のお子様の有無
▪ベビーカーの積載スペース
なども重要なポイントになります。
例えば、上のお子様が1人いて双子が生まれる場合、国産の5人乗り車両では対応が難しく、車の買い替えが必要になるケースもあります。
特に以下の点は事前に確認しておきましょう。
▪運転席後ろに後ろ向きチャイルドシートを設置できるか
▪家族全員が無理なく乗車できるか
▪ミニバンの場合、3列目への導線を確保できるか
▪チャイルドシート装着時でもベビーカーを積載できるか

チャイルドシート選びで迷ったらご相談ください
当店には、
「何を基準に選べばいいのか分からない」
「種類が多すぎて違いが分からない」
というお客様が数多くご来店されています。
車両との相性やご家族構成、使用環境を踏まえたご提案を行っておりますので、チャイルドシート選びでお悩みの際はぜひご相談ください。
お車でご来店いただけましたら、製品の使い易さをお車へ試着して確認いただけます。
ご来店が難しいお客様には、お電話・メール・InstagramのDMでのご相談も承っております。
お気軽にお問い合わせください。
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